DITALS資格<レベル1>
DITALS資格<レベル1>
受験要項
- 学歴
大学・高校(大学入学資格として)の卒業証書 - 教育
下記の言語教育(最低24時間)で参加されたことがあるものはどれですか。
a) シエナ外国人大学で行うDITALSレベル1対策コースへの参加
b) シエナ外国人大学DITALSセンターで行っている2つのオンラインコースへの参加
c) DITALSがモニターする組織で開催されるコースへの参加
d) 大学の教育分野L-LIN02(3CFUと同等)を受講され、試験合格された方。 - 研修
次のような教育活動に参加した経験について
a) 60時間以上のイタリア語教育を外国人に対してイタリア語クラスで実施。
b) 60時間以上の実習をイタリアや海外で外国人が学ぶイタリア語クラスで実施。
c) 60時間以上、教科を問わず講師を私立公立問わずどこかで実施(ボランティア含む)
この場合15時間以上のイタリア語クラスでの講師または実習が含まれる必要がある。
教授活動時間は上記カテゴリーに含まれていれば積算する事が出来ます。 - 言語理解
a) イタリア語を母国語としない場合、イタリア語はヨーロッパ基準のC1レベルが必要。
b) イタリア語を母国語とする場合、次のタイトルの内どれかにおいてQCERのA2レベルを必要とします。
‐国際的な資格
‐選択言語で大学卒業
‐選択言語で大学試験に合格
‐選択した外国語の母国で学問資格取得。
‐公立・私立の学校で選択外国語の最終試験に合格。
‐外国語A2レベルのコースの出席証明書。
これらを所持していない場合DITALSセンターで自己採点式試験を行い、指示を受けることが出来ます。(フランス語、英語、スペイン語、ドイツ語のみ対応) - 情報処理の理解
次のタイトルを保有する場合
‐ECDL,またはそれに同等な資格
‐情報処理の分野で大学卒業
‐情報処理の大学試験に合格
‐公立・私立の学校で情報処理の試験に合格。
‐情報処理コース受講出席証明書。
これらを所持していない場合DITALSセンターで自己採点式試験を行い、指示を受けることが出来ます。
試験の構成
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A部門:教材の分析 受験者は、外国人向けのイタリア語の本から抜粋された教材を分析し、それに関する質問に答えなくてはなりません。これは、受験者がどの程度学習活動の目的を把握しているかを確かめるための問題です(どのような能力を使わせようとしているのか、どのような判断力を試しているのかなど)。
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B部門:テキストの分析と正しい教育的用途 受験者にはテキストやその他の教材が与えられ、それらを使って、生徒の特定の能力を引き出すための学習内容を考えてもらいます。受験者は、この特定の学習活動を行うことによって、生徒がどのような目標を達成できるかを示し、さらに、生徒のレベルに合った学習内容を考える能力があることを示さなくてはなりません。
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C部門:言語教育学の基礎知識 基礎的な言語教育学の知識と、20世紀の主要な方法論的アプローチについての知識を問う、いくつかの質問がなされます。この試験では、言語習得者それぞれのプロフィール(子ども、少年少女、大人、移民、大学生、イタリア系言語習得者)との関連において、イタリア語教育の能力が評価されます。
A部門およびB部門では、受験者はイタリア語を教える相手である言語学習者のプロフィールを選択します(2つまで)。C部門では、すべての言語学習者プロフィールに共通の問題が出されますが、一部だけ、受験者が選択したプロフィールに関する問題が出題されます。
DITALSのレベルI証明は、すべての部門で必要点数を取得した場合に発行されます。受験者が1部門または2部門でのみ合格点を取得した場合には、その結果は最初の試験から3年間有効となるので、期限内に不合格となった部門の試験だけを受け直すことができます。。